話を書くにあたって考えたことなど
気が向いた時に、話したいことがある場合のみ更新中



# ダラダラと数時間、印象に残るような会話もなく(ブラクラ)
 タイトルは思いつかなかったので、文章から抜き出してみました(笑)久々に終わりまで書いた二次創作だったので、緊張しました。誕生日っていうのは二次創作においてある種のお約束だと思います。それをどう組み込むかっていうので、カレンダーを見るというキッカケを入れてみました。他には特に考えていませんでした。ただ、会話のやりとりが書きたくて。想いや考えを隠した会話のやりとりっていうのが好きなんです(笑)心理描写がしやすいってのもあるのかもしれませんが(笑)男女の恋愛において、駆け引きは重要だと思います。相手の言葉ひとつで思い悩んだりしませんか?ロックとレヴィは恋愛関係にはありませんが、探り合ったりはしていたらいいなぁと思います。互いに相手が自分をどう思っているのかって気にかけていればいいなぁという…個人的な希望が入っているお話です(笑)

# 側に居る事に、理由は必要か?(ブラクラ)
 なんとなく一緒に居ることが多そうな二人ですが、それをより自然に感じているのは、ロックの方なんじゃないかという気がしています。レヴィは多少意識していそう。彼女はロックが大好きみたいだし(笑)けれども私は精神的に優勢なのはロックだと考えています。レヴィを女として見ていなさそうで実は彼の方がその辺はすでに悟っていそうです。個人的に彼がレヴィを女として意識していないとは言い切れないと考えています。なので、お互いがお互いを意識している様を書きたかったのです。微妙な関係が好きなんです(笑)


# The Fundamental theorem of poker(ブラクラ)
 ロックがね、好きなんですよ。だから彼を活躍させたかったんです。それだけの理由だったんですけど、書いているうちに何度も話がこじれてしまい、何度も直しているうちに、ものすごくこじつけ的な結末になってしまい…猛省しました。でもこれはこれでいいかなぁ〜と思ってます。よい薬になりました。精進します。
ですが、一応ポーカーについては調べました。調べた結果があぁなので、ひたすら反省です(苦笑)ファイブカードなんて日本人には馴染みがなさそうだし(汗)
 ラストの会話に二人らしさを出して、明るく締めるのが目標でした。

# イド・アンド・アイデンティティ(ブラクラ)
 まずタイトルの説明を。イドとはフロイトの理論における、無意識的な感情や欲求、衝動を自我に伝えるものです。この精神分析学では自我・イド・超自我とあり、イドが発信した内容を自我と超自我でコントロールしていると言います。難しくなりそうなので、簡単に説明してくれているこちらの「精神分析学における自我」を参照してください。
 無意識的な行動は全てイドが影響してます。小さな子供はイドが強いのです。もちろん、大人だってイドはあります。ないと困ります。ありすぎても困るけど(笑)今回は自分では整理しきれない感情を持つレヴィを書きたかったんです。そうなると、それはじゃあどこからくる感情なのかと考えたとき、わからない部分、無意識の部分の感情に近いんじゃないかなって思いました。だからイドという言葉を使いました。…安直ですね(笑)
 そして、アイデンティティというのは自我同一です。エリクソンの青年期の発達段階である「自我同一性の確立」を意味しています。自我同一というのは、社会において自分の存在意義や、生きる意味を考え、自身は何者であるか、または何者になるかを自分自身に問い、見出していくことです。日本編のロックがまさにエリクソンの青年期の発達段階である「アイデンティティの確立」をしているんだなぁと思ったのがきっかけです。
 お話の内容はずっと頭にあったものです。基本的に話を書く時は、何週間も練ります。実は当初、抱きしめられるシーンはなく、強引なキスになるハズでした。けど書いているうちに、感情の流れに違和感を感じはじめ、結局あぁなったのでした(笑)一応毎回文章を読みやすくするよう努力しているのですが…精進します(笑)とにかくスラスラと頭に流れ込んでくるような文章が理想です。私の書く文体はとにかく硬いので、もっとたくさん本を読んで勉強しなくちゃなぁと思ってます。文法に関しては無知に近いです。一度ちゃんと勉強してみたいです。
 実はこのお話の冒頭は私の書いたものの中では一番古く、初のブラクラ二次創作になります。なので話しの方向性がかなり変わりました。本当はロックがレヴィの部屋に訪れて〜と展開を考えていました。細かい部分ではテレビ。実はリモコンを探すシーンを思い描いていたんですけど、原作を見る限り古い型のテレビだったので、そこを回す型に変えました。リモコンつきでもおかしくはないのかもしれないけど、原作の年代(日本編でロックがレヴィと出会って1年と言っていることから、1996年辺りと推測)も考えて…その方が味が出るかなぁなんて思いました。


# 言葉はいつも想いに足りない(ブラクラ)
 タイトルは、ある劇作家さんの名言を漢字だけ変えて使わせて貰いました。まったくもって恐れ多いのですが、とてもいい言葉だと思います。今回書きたかった内容に一致する点があったので、東京方面に土下座をしながら使用させていただくことにしました(笑)本当は【One scene】の方に載せるつもりで深く考えず何気なく書いていたのですが、思いの他長くなり、そしてやはり書きたい事が浮かんできたので、【TEXT】に追加しました。
 今回は情事の後の話なので、多少大人向けですね。でも直接的な表現はないので、注意書きは必要ないかなぁなんて。そもそもブラクラは見ている知っている人の平均年齢が高そうだしね(笑)【One scene】を含めると、二人の事後の話は2回目になります。前回のはラブラブしているだけでしたが、今回はちょっと毛色を変えました。例え体を重ねても、満たされない想い、伝えきれない想いが、この二人にはあると思います(現時点ではね)。この二人の人生には“愛”に関する辛い思い出がある。だから簡単にはいかないだろうなぁと、まだいろいろと考察すべき点はあるのですが、そんな部分を表現したかったのです。“愛される”ってどういうことか、私も実際よくわかりません。親・友人関係なく、愛されてるなぁと思える瞬間はあります。それはともかくとして、異性に、つまり恋人や夫から愛されてるなぁと感じるのって、なかなか難しいと思います。余談ですが、この話を書く前に、あるきっかけからあるご夫婦の夫婦愛を垣間見せて頂きました。それは“支えあう事”。そんなこともあって、この二人が支えあえる日がくればいいと思いました。
 今回はロック視点で、ロックの想い中心に書きましたが、想いをどう伝えていいのかわからないという点だけで言えば、実際レヴィの方が難しい部分だと考えています。あの性格だしねぇ(笑)


# 偽りの悪戯(ブラクラ)
 2回ほど訂正してやっと完成することができました。普段から文章を書く事が多いのですが、どれも根拠を用いた論述ばかりなので、その書き方の癖が出てきている事に最近気づきました(笑)。5W1Hを小説でやると、本当にくどい文章になってしまうのだなと反省。そもそも私は小説を書くことが大好きというわけではなく、表現するためのいち手段としてやっています。高校時代から脚本を書くのが好きでしたので、出来ればセリフだけで書きたいけどそうはいかんなぁ〜と、小説形式で表現しています。なので文章書きをしているので描写言葉の引き出しが少ないです…すいません(汗)もっと本を読まなくては。
 それはさておき、これも本当は【One scene】に載せるつもりでいました。落ちなし意味なしな走り書き程度だったのですが、考えていくうちに膨らんできて、結局【TEXT】に入りました。自分でも予想外だったので、今回はどーにもこーにも、何度書きなおしても最後が納得いきませんでした。ヘタクソはヘタクソなりにこだわりを持って、自分が納得出来る形にまで持っていきたかったのです。ただそれだけの理由でした(笑)最終的に話を「悪戯」という言葉の意味を提示して締めくくっています。意味の他には「時間や精力を持て余して何かをすること」「子供が大人の迷惑になるようなことをして遊ぶこと、また性に目覚めた者が異性と良くない行為にふけること」などがあるそうです。これらはさておき、悪戯って自分の思っていた方向とは違う方向へといく事がありますよね。小さい頃なんかは特にそうでしょう。なかなか上手くはいかないものです。そこにリンクさせてみました。
 レヴィは自分の気に入った人間(特にロック)を構いたがる傾向にあると私は考えています。気持ちを持て余しているのではと思いました。この話はそこをテーマにしています。持て余している気持ちの流れ、その結果生まれた行動、そして結末です。
 ※参考図書:新明解国語辞典第


# Before he returns to the hometown(ブラクラ)
 原作でレヴィの部屋にサーフボードらしきものがあったのを見つけたのをきかっけに書き出したお話です。あまり深く考えずに書き進めていったのですが、どうしてもやってみたかったのが、ロックに昔の恋人がいた設定。独身である程度お金もある男が一人でダイブになんて行かないだろうなぁ〜じゃあ一体誰と行ったんだろう?友達?それとも…と考え、結果的にロックはそれなりにモテたんじゃないかと推測して、彼女と行ったという妄想になりました(笑)ロックの容姿でモテなかったとしたら、相当のマザコンか性格が悪いか、出会いの運が悪いか、その他決定的にモテない何かがあるかしか考えられなくて(笑)確かに一見頼りなさ気だけど、リアルに考えると容姿が良くて頭がよけりゃ普通にモテるでしょという女だらけの環境にいる私の一意見が勝ちました(笑)なきにしもあらずということで、彼女がいたという設定にしました。そして、過去に恋人がいたとしても、本気で好きになったりしたことがなさそうだなぁと思えてきて。彼もそれは薄々感じていて、でも自覚できたのはレヴィとの出会いだったらいいなぁという思いから出来上がりました。さらに、タイトルの直訳は「彼が故郷に戻る前に」です。つまり日本編に繋がるお話を書きたかったのです。自分に足りないものを彼はきっと日本に行く前からなんとなく気づいていて、それについて悩むことだってあったんじゃないかなと思いつつ書いたものです。


# セックスと孤独と罪悪感(ブラクラ)
 タイトルは某有名映画のタイトルの響きが好きで真似てみたかっただけです(笑)初めて18禁的な内容になりましたが、肉体と精神の繋がりについて考えたくて書きました。性的表現の必要性について以前から考えていたのですが、やっぱり愛し合うっていうことを表現するなら必要なんじゃないかなと自分の中で結論が出ました。誰かを愛して、相手の身体を欲するのはやはり人間であれば自然なことなんだと思うので。こういうのは理屈じゃなくて本能なんじゃないかな、と。言葉じゃなく、行為というか、体温で直に伝えらえること、伝わることもあるでしょう。例えば、タッチングもその一つじゃないかな。温もりから伝わってきた気持ちって経験ありませんか?友達との分かれの握手とか、励ますように肩を叩かれた時とか、撫でられた時とか。私は何回か、それで泣きそうになったこと、泣いてしまったことがあります。相手が私を思いやってくれてることが伝わってきて、申し訳ないやら有りがたいやらで泣けてくるんですよね(笑)性行為だと異質に感じられるのかもしれないけど、元を辿ったら案外根底は似ているのかもしれませんね。

# 初恋から愛を知る(NARUTO)
 本誌が進んでいるのでサスケの木の葉を潰す的発言はすでにファンタジーになってしまいましたが(今言ってることも同じようなもんですが)、とりあえずサクラちゃん対サスケのガチを書きたかったのです。サスケはサクラを大切に思っていて傷つけたくないので、オレに協力しろ的な提案をするけど、きっぱり断る男前サクラちゃんが書きたかったのでした。昔のサクラちゃんなら揺れたかもしれないけど、今のサクラちゃんならきっと殴ってでもサスケを連れ戻そうとするだろうという妄想です。サクラちゃんはサスケのためでもなく、サスケを好きだからでもなく、ただナルトのために“自分がナルトにしてあげられること”と考えてサスケを連れ戻そうとしているという、サスケ→←サクラと見せかけてサクラ→←ナルトだったりするんです。これは自分だけが書いててすごく楽しかったです(笑)ナルサクが見え隠れするお話を今後も書きたいなぁと書きながら思ったお話です。